第10話

これが救世主の戦い方

武道大会の景品は五星のかけらでなんと優勝者はバロルに会うことが出来るという。様々な思惑が渦巻く中、始まったイノーVSガラティンの試合。なぜか一切攻撃を避けないイノーは、 HPが0に近づき絶体絶命……かに思われたが、それも全てイノーの作戦だった!条件付きの強力なスキルが発動し、ガラティンを一蹴。イノーは決勝へと駒を進める。続いてのカードはエンヤァVSナグ。試合を前に相対したナグの口から語られたのは、エルフの里での一件に関する謝罪と、悲しい生い立ち、そして彼女が考える自身の存在意義だった。「そういうの良い……」と目を輝かせるエンヤァだったが、試合の行方はいかに――。