第4話

オートモード!経験値を稼がせて

無事に地下牢から抜け出すことができたイノーとエンヤァは、情報を得るため森の都に戻り、再び鍛冶屋のチェリーの元を訪ねていた。森の都の現城主・バロルは、危険な存在である邪眼魔王を倒したと3年前に宣言し、以来自らを救世主だと名乗っている。しかし邪眼魔王は封印されただけで、その実死んでいないという噂もあるらしい。さらに、チェリーはバロルが本物の救世主かどうかも疑っていた。エンヤァが本物の救世主なら、バロルは偽物……?状況を把握したイノーは、なんと封印されている邪眼魔王を解放すると言い始める。